実践環境研究所は、過熱蒸気を用いた炭化装置を製造・販売しています。同社が扱う炭化装置の特徴などを紹介します。
過熱蒸気を用いた製品の開発・販売などを行っています。過熱蒸気は、100度を超える温度に過熱した蒸気です。最近では、一部のオーブンレンジなどに用いられています。過熱蒸気の特徴は、加熱空気と比較して熱容量が大きいこと(13.3倍)と熱伝導性が優れていることです。ほぼ無酸素の処理を行える点、常圧で高温の蒸気を作れる点もポイントです。
実践環境研究所は、過熱蒸気式炭化装置のほか、過熱蒸気式乾燥装置、バイオマス燃料製造装置を扱っています。過熱蒸気式乾燥装置は食品汚泥乾燥装置・魚介類加工汚泥乾燥装置・廃液蒸発装置にわかれます(※過熱蒸気式炭化装置は次の章で紹介)。ミャンマー政府と共同で、バイオマス燃料製造装置を用いてジャトロハァからBDFを抽出した実績があります。
| シリーズ名 | 小型炭化装置 |
|---|---|
| 製品画像 |
画像引用:株式会社実践環境研究所(http://www.jissen.co.jp/products/product01.html) |
| 特徴 |
過熱蒸気を用いた炭化装置です。ヒーターの最高温度は852度、蒸気の最高温度は750度、炉内の最高温度は503度となっています。オール電気方式で、化石燃料を直接的には使用としない点が特徴です。また、熱効率の高い過熱蒸気を利用するため、経済面の強みを発揮できる可能性がある点も見逃せません。公式サイトによると、1回あたりの処理量は20kg、1時間あたり処理量は500kg(連続式)となっています(ただし、シリーズ名の記載はありません。詳しくは実践環境研究所でご確認ください)。 |
| 炭化方式 | 過熱蒸気式炭化装置 |
| 主な処理物 | 生ごみ・野菜くず・魚など |
| シリーズ名 | 炭化装置特注品 |
|---|---|
| 製品画像 |
画像引用:株式会社実践環境研究所(http://www.jissen.co.jp/products/product01.html) |
| 特徴 |
特注品として開発された炭化装置です。公式サイトでは、塗装用ハンガー付着の塗料剥離装置と記載されています。詳細な用途や仕様などは記載されていません。詳しい情報は、実践環境研究所でご確認ください。 |
| 炭化方式 | 過熱蒸気式炭化装置 |
| 主な処理物 | 記載なし |
公式サイトに炭化装置導入事例は掲載されていませんでした。過熱蒸気による炭化実験が掲載されていたためこちらを紹介します。同実験によると、割りばし・紙くず・プラ容器などを含む生ごみが1.5%程度に減量し炭化物になりました(金属を除く)。このほか、野菜くず、魚、紙おむつなどを用いた実験も行われています。野菜くずは4%、魚は4%以下に減量し炭化物になりました。紙おむつは3%程度に減量していますが、使用されている薬品により不純物が混入する可能性があります。成分分析あるいは600度以上での処理の必要性が指摘されています。

画像引用:(pdf)実践環境研究所(http://www.jissen.co.jp/experiments/experiment01.pdf)
炭化装置は処理物によって炭化温度が変わるため、導入前に細かな設計が必要です。実績の少ないメーカーの場合、さまざまな処理物を一緒くたにして、適正でない温度で炭化させることでダイオキシンなどの有害物質を排出してしまう可能性も出てきます。
本サイトのトップでは、実績が豊富な信頼できる炭化装置メーカーをピックアップし、炭化目的ごとのおすすめの炭化装置およびメーカーを紹介しています。炭化装置の導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
失敗しない炭化装置の選び方
▼トップページでおすすめの炭化装置を見る
| 社名 | 株式会社実践環境研究所 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市中村区椿17-16 丸元ビル4F |
| 電話番号 | 052-452-0729 |
| 公式サイト | http://www.jissen.co.jp/ |
| 事業概要 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |

| 処理量 | 100t/日~ |
|---|---|
| 費用感 | 十数億円 |
| 主な用途 | 大量の下水汚泥処理など |
| 装置タイプ | 連続式 |

| 処理量 | 1~50t/日~ |
|---|---|
| 費用感 | 0.5~数億円 |
| 主な用途 | 汚泥、残渣、リサイクル木材、バークなど |
| 装置タイプ | 連続式、バッチ式など |
選定基準:Googleで「炭化装置」を検索して表示される全19ページより、「炭化装置」「炭化炉」を製造・販売しているメーカーで絞りこんだ結果の38社が対象(2022年10月24日調査時点)
※1:行政機関に100t/日×2系統という、規模が最も大きい炭化装置の導入実績が、公式サイト上に掲載されている唯一の企業
※2:400種以上の処理物の炭化検証実績があり、かつ導入実績を公開している炭化装置メーカーの中では最多の企業。